【初級者向け】スキーの小回り(ショートターン)ができるようになるコツを解説

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「小回り(ショートターン)をやってみたい」
「どうやったらできるの?」

スキーをはじめて板が揃うパラレルターンができてきたら小回り(ショートターン)の練習をしたくなってくる方も多いと思います。

Aさん

小回りができると何のメリットがあるの??

ワタル・桃子

将来的にコブ斜面や急斜面でも安定して滑れるという部分につながっていきます。

この記事はこんな方におすすめの内容

「急斜面が滑れない」
「パラレルターンはできるけど次何やっていい分からない…」

「板をなんとか揃えるられる」が前提条件の解説となります。

目次

スキーの小回りとはどんな滑り??

小回りとは、ターンの弧を小さく、リズムを早くして連続で滑るターンのことです。大回りよりも短い間隔で切り返しを繰り返すため、急斜面や混雑したゲレンデで有効なテクニックになります。

基本的には、パラレルターンで大回りができるようになってから小回りにチャレンジするのが一般的です。

ワタル

大回りよりテンポが早い分、初心者の人にとって難しい動きになります。

スクロールできます
大回り小回り
ターンサイズ大きい小さい
リズムゆったり速い
特徴ゆったりのリズムで滑れるため、いろんな意識を持ちやすい急斜面でもスピードを落とせ、より細かい斜面対応が可能

スキーの小回りコツを6ステップで解説|段階を踏むことが成功のカギ

上級者やエキスパートのレベルでもこれから紹介する内容と同じような練習をします。

STEP

止まる時だけ板を揃える

パラレルスタンスで停止する感覚をつかむ基礎です。基本はプルーク状態で滑っていき、「止まる時だけ板を揃えて停止」

ワタル

重要なのは、走っている間はハの字でも構わないということ。「パラレルで止まれる」という信頼を体に覚え込ませます。

STEP

パラレルスタンスで急停止する

すこし加速した状態から、素早く止まる技術を習得します。ステップ1で「板を揃える」感覚をつかんだので、ここからは「スピードを上げても止まれるか」を確認するステップです。

このステップの目的は「恐怖心を払拭する」こと。急停止ができると確信できれば、その後のチャレンジが心理的に楽になります。

補足

練習場所:緩斜面
意識点:ストックを使わずスキーの操作で急停止

STEP

斜滑降から急停止する

斜めに滑っている状態(斜滑降)から、急停止する練習です。

先ほどと同じようには止まれないと思いますが、とにかく斜めに滑り出して止まることができればOK

補足

練習場所:緩斜面
意識点:斜滑降でも「確実に止まれる」という感覚を身につける

STEP

パラレルスタンスでゆっくりターンっぽく

ここから「ターンの動き」を意識し始めます。

Step3の斜滑降から急停止する動きで「わざと止まらない」というイメージを持ってください。スピードはゆっくりで構いません。

このステップではターンサイズは気にしないことが重要。まずは急ブレーキを弱めた動きがターンになってしまうという感覚を掴んで欲しいです。

練習場所:緩斜面
意識点:急停止をわざと弱める

ワタル

この動きを早めれば小回りになります!

STEP

中急斜面で恐怖心を払拭しよう

小回りはある程度斜度があるところの方がやりやすいです。

最大20度程度の斜面で、

  • Step2:急停止
  • Step3:斜滑降からの急停止
  • Step4:パラレルターン

をもう一度挑戦してみてください。これができることを確認してから、小回りにチャレンジします。

このステップは恐怖心脱却が目的です。

急な斜面だからこそ、恐怖心が消えるまで何度も繰り返してください。雪質によって難度が大きく変わるため、できれば新雪や圧雪の良いコンディション時に挑戦することをお勧めします。

練習場所:最大20度程度(滑りやすい雪質の場所)
意識点:ここで「実際に曲がれる」という感覚が生まれる。恐怖心が消えるまで繰り返す

STEP

リズムを早めて、実際に小回りをする

ここまで来れば、中級者コースでは急停止ができていてほとんど恐怖心もないと思います。

中級コース(斜度でいうと20度くらいまで)で小回りのリズムにチャレンジしていきましょう!

STEP

ターンをつなげてみる

急停止する動作で止まらずすぐ次のターンにはいってみてください。

おそらく、次のターンに入るのがめちゃくちゃ難しいと思います。

スクワットのようにリズムを取るとかなりやりやすくなります。

ワタル

形とかはどうでもいいのでとにかくターンが繋がることを意識してみてください。

STEP

上半身をフォールライン(斜面の下方向)にキープする

フォールラインっていう専門用語はスキーをやっていく上で頻出単語になりますのでぜひ覚えてください。

STEP

ストックワークを利用しリズミカルなターンを作る

ストックワークは初級スキーヤーの壁かもしれません、上級者でもストックワークが苦手で苦労する人は多いです。

初級小回りのストックワークについては

切り替えの前の山回りのタイミングで付く意識を持ってみてください。

ストックはタイミングや少しバランスをとりやすくするための補助的な道具です。ブレーキをするためのものではありません。

小回りはちょっと急斜面の方がやりやすいです

各ステップで意識すべき3つのポイント

ポイント1:スピードコントロール=「絶対止まれる」が前提

小回り上達の最大のカギは、いつでもどこでも「止まれる」という安心感です。スピードを出すことよりも、確実に止まれるフォームを身につけることが優先です。恐怖心がなくなると、その後の上達が劇的に加速します。

ポイント2:リズムを「一定に保つ」ことを意識

小回りは「短い間隔で繰り返す」ターンです。リズムが安定していないと、滑走が不安定になり、スピードコントロールも難しくなります。初心者段階では、スローペースでも構わないので、一定のリズムを保つ練習に注力してください。

ポイント3:ストックワークを上手く使う

ストックワークは、リズム感を安定させるために重要な要素です。

小回りのリズムに合わせてストックを軽く突くと、自然とリズムが一定になり、ポジションも整いやすくなります。

詳細な使い方は別記事で解説していますが、初心者段階では「リズムを作るためのツール」として使うことを意識してください。

ワタル

ストックは止まるための道具ではありません!

よくある質問(FAQ)

各ステップはどのくらいの期間、練習すればいい?

個人差がありますが、目安としてステップ1〜2は1〜2日間、ステップ3〜4も同じく1〜2日間、ステップ5〜6は3〜5日間程度が目安です。ただし、焦る必要はありません。「次のステップに進む準備ができた」と感じるまで、各ステップで何度でも繰り返してください。

1日で全ステップをやる必要がある?

いいえ。むしろ1日で全ステップをこなす必要はありません。スキーは「筋肉と神経の学習」が必要なため、複数日に分けて練習することで、体が動きを記憶しやすくなります。最低でも3〜5日間かけて、ゆっくり段階を踏むことをお勧めします。

パラレルスタンスが保てない場合は?

ハの字が出てしまう場合は、ステップ4で「ゆっくりな速度」を意識してください。速度を落とすと、自然とパラレルスタンスが保ちやすくなります。また、内脚(谷側の脚)に意識を向け、外足に荷重をかけるトレーニングも有効です。

ストックを使わないでもいい?

初心者段階では、ストックなしで練習することも可能です。ただし、リズム感が安定しにくくなるため、できればストックを使った練習をお勧めします。ストックはリズムを整えるための「ツール」として活用してください。

2級・1級を目指す人へ|小回りの次のステップ

この記事の6ステップで「とりあえず小回りができた」段階まで来たら、次は精度を上げて検定(2級・1級)を目指すフェーズに入ります。以下の記事で、ご自身のレベルに合わせて次のステップへ進んでください。

まとめ

小回りは「6つのステップ」を順に踏むことで、初心者でも確実に習得できます。恐怖心を払拭し、正しいフォームを身につけることが成功のカギです。

重要なのは、焦らず、一つひとつのステップを確実に習得することです。このガイドに沿って練習すれば、数日〜数週間で小回りができるようになります。

もし一人での練習が難しい場合や、より詳しい指導を受けたい方は、スキー教室やレッスンを受けることをお勧めします。これまで1000人以上を指導してきた経験から言えるのは、インストラクターは個人の癖や弱点を見抜き、より効率的なアドバイスができるということです。

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この記事を書いた人

オンラインショップのSnowHub(スノーハブ)をはじめ、オウンドメディアサイトも手がける。多くのスキーヤーに情報と商品をお届けします。

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