【実現なるか】SAJのスーパークラウンプライズテスト(仮)とは?
「クラウンプライズを取った後、
次は何を目指せばいいんだろう…」
そんな声に応えるように
SAJが 新たな最上位検定制度
「スーパークラウン(仮称)」の
検討を始めていることをご存知でしょうか。
- スーパークラウン(仮称)の制度概要
- SAJが検討している開催方式
- 視聴者アンケート(301人回答)
ワタルYouTubeで1000本以上の動画を配信し フォロワー累計5万人超のSNSを運営してきた視点からの意見もお伝え
スーパークラウン(仮称)とは?クラウンプライズの先にできる新資格
現在、SAJの検定制度における技術系の最高峰資格は「クラウンプライズ」です。
「スーパークラウン」とはクラウンプライズを取得した人が次に目指す、 さらに上位の資格です。
(2026年2月時点、あくまで仮称)。
SAJは2026年1〜2月頃、プライズテストの受検者・経験者を対象にアンケートを実施しています。
ワタル本稿執筆時点(2026年7月)で、SAJからの正式な最終結果や 実施決定の発表は確認できていません。
スーパークラウンプライズテスト(仮)の内容

ワタルSAJのページに記載があった内容を読み解くとこんな感じです。
プラチナクラウン・ダイヤモンドクラウンの基準
現在検討されている設定では
83点オールで「プラチナクラウン」
85点オールで「ダイヤモンドクラウン」
という2段階の称号が想定されています。
開催方法の2案
- SAJ主催で全国3会場・年1回開催
- スキー技術選手権大会の地方予選と同時開催
この2案が検討されており
どちらの方式になるかはまだ決まっていません。
検定員(ジャッジ)の体制
本構想では、検定員のジャッジ精度および
評価の信頼性が最重要視されています。
技術選や最上位検定に対応できる、
高度なジャッジ能力を持つ検定員(審判員)が担当する体制が想定されています。
YouTubeアンケートの結果は?301票の内訳

制度の是非についてSnowHubでも独自にアンケートを実施したところ
177件の回答が集まりました。
内訳は次の通りです。
- 👍 賛成:14%
- 🤔 条件付きで賛成(制度設計次第):15%
- ❓ まだ判断できない・情報不足:47%
- 👎 反対:24%
ワタル回答の半数近くが「情報不足で判断できない」という結果からも、 まだ情報が十分に行き渡っていない段階だとわかります。
スーパークラウン創設のメリットと懸念点

ワタル画像でまとめるとこんな感じです。以下の本文で深く解説していきます!
メリット:クラウン取得後の新たな目標になる
クラウンプライズと全日本技術選手権出場レベルの間には
実力的にかなりの差があります。
スーパークラウンは、この間を埋める中間目標として機能する可能性があり
モチベーション維持の観点では良い取り組みだと感じています。
懸念点:地方予選同時開催・ジャッジ基準の全国統一
一方で、いくつか懸念点もあります。
地方予選(技術選予選会)との同時開催については
県ごとに採点傾向が異なりやすく、
公平性を保つのが難しいという点です。
また、検定は「合格・不合格」のイエスノー判定であるのに対し
技術戦は「1位〜100位」といった順位付けが求められる評価軸のため
同じ演技で両方を同時に判定するのは
実務上ハードルが高いと考えられます。
ワタル大会に出場していて感じるのは大会ごとに採点のベースになる点数が違うということです。
こうした採点傾向の差がある中で最上位検定を全国統一の基準でジャッジするには様々な障壁があります。
例えば、検定員の教育コストや、対応できる検定員の確保・処遇といった課題もクリアする必要があります。
本当に解決すべき課題は?技術選のメディア露出という視点

基礎スキーはジャッジスポーツのため検定や技術選についてはよく 「ジャッジ基準の不明確さ」が指摘されます。
個人的にはそこよりも
基礎スキー界のトップ大会である
技術選手権そのものの「メディア露出の少なさ」の方が
根本的な課題だと感じています。
YouTubeで1000本以上の動画を配信し、フォロワー累計5万人超のSNSを運営してきた経験から言うと
露出時間が少ない競技はスポンサーがつきにくく選手の収益基盤も育ちにくいという構造的な問題を強く感じます。
- メーカーやチームで競う「チーム競技化」
- 1人あたりの滑走・演技時間を長くする
ワタル一演技30秒しか放映されない技術選。僕がYouTube動画1本出した方が多くの人に見られます(ニヤリ)
スーパークラウンの創設自体には賛成ですが
これだけでは業界全体の底上げにはつながらない、
というのが率直な見解です。
現役YouTuberとしての見解:賛成の理由とトライアル運用のすすめ

個人的には、スーパークラウン制度の創設には賛成です。
新たな目標になること、そしてクラウンプライズと全日本技術選手権レベルの間の 中間目標として機能しうることが理由です。
ただし、制度設計を最初から完璧に固めるのは
現実的に難しいとも思います。
地方予選との同時開催であれば滑走日程を分けるなど
運用しながら細かい調整をしていく前提で
初年度はトライアルとして小さく始め、
翌年以降に少しずつ形を整えていくやり方でも
十分価値があると考えています。
ワタルどうせ最初から完璧な制度にはならないと思うので
まずは試験的に始めてみて
ブラッシュアップしながら完成度を上げていくくらいの気持ちで見守っています。
よくある質問(FAQ)
スーパークラウンはいつから始まりますか?
本稿執筆時点(2026年7月)では、
正式な導入時期は発表されていません。
現在はアンケートを踏まえた検討段階です。
誰が受検できますか?
現時点の情報では、クラウンプライズテストに
挑戦中・取得済みの方を対象に検討が進められています。
詳細な受検資格は今後の正式発表を待つ必要があります。
「スーパークラウン」は正式名称ですか?
いいえ、あくまで仮称です。
制度の設計状況によって、正式名称は今後変更される可能性があります。
まとめ:今後の動向は要チェック

スーパークラウン(仮称)はクラウンプライズ取得者に向けた新たな最上位検定制度としてSAJが検討を進めているものです。
プラチナクラウン・ダイヤモンドクラウンという基準案や 開催方式の2案が示されています。
一方、地方予選との同時開催やジャッジ基準の全国統一などクリアすべき課題も少なくありません。
個人的には制度の創設自体には賛成ですが業界の根本的な課題は技術選のメディア露出の少なさにあると考えてます。
そこも合わせて改善が進むことを期待しています。
制度はまだ検討段階のため、続報が出次第更新していきます。
ワタル・桃子スーパークラウンのような上位資格を見据えて滑りを磨きたい方向けに
SnowHubでもオンライン・対面レッスンを実施しています。
気になる方はチェックしてみてください。


