スキー中の寒さ対策に!ネックチューブ・バラクラバなど各アイテムの特徴と選び方

スキーやスノーボードを楽しむうえで、寒さ対策はとても重要です。特に首や顔まわりは冷たい風や雪が直接当たりやすく、しっかりと防寒しておくことで快適さが大きく変わります。
本記事では、首まわりの防寒アイテムについて特徴や使い方、選び方のポイントを紹介します。
レビューや人気ブランドの情報も交えて、滑走時の参考にしていただけたら幸いです。
各アイテムの特徴とメリット・注意点
ネックチューブ

ネックチューブ(ネックゲイター)は、スキーやスノーボード時に首元を守る筒状の防寒アイテムです。
頭からすぽっとかぶるだけで装着でき、以下のような特徴があります。
■ 主なメリット
- 伸縮性が高くズレにくい
滑走中もフィット感が持続します。 - 通気性・速乾性に優れ呼吸がラク
蒸れにくく、息苦しさも軽減。 - 多用途に使える
フェイスマスク、ヘアバンド、帽子などにも応用可能。 - 軽量・コンパクトで持ち運びやすい
予備としてポケットに入れても邪魔になりません。
注意点
- 薄手素材は強風にやや弱い
寒さが厳しい日は、ネックウォーマーやジャケットの襟と組み合わせるのがおすすめです。
選び方のポイント
チェック項目 | 理由 |
---|---|
吸汗速乾性 | 汗をかいても冷えにくい |
ストレッチ性 | 顔にフィットしズレにくい |
UVカット機能 | 雪面の紫外線対策に◎ |
通気性と快適性に優れたネックチューブは、寒さ対策だけでなく滑走時の集中力アップにもつながります。用途や気象条件に合わせて使い分けるのがポイントです。
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ネックウォーマー

ネックウォーマーは、首まわりをしっかり覆ってくれる厚手の防寒アイテムです。
特に寒さが厳しい日や冷風の強いコンディションで重宝されます。かぶるだけ・巻くだけのシンプル構造で、誰でも手軽に使えるのも魅力です。
主なメリット
- 高い保温性で首元をしっかりカバー
フリースや裏起毛など暖かい素材が中心。 - 着脱が簡単で安定感あり
グローブ着用時でも使いやすく、ズレにくい。 - スポーツ向けモデルは速乾性やストレッチ性も◎
動きやすく、汗をかいても快適です。
注意点
- 顔までは覆えないものが多い
寒風の強い日はフェイスマスクやチューブとの併用が効果的。 - 厚みがある分ややかさばる
コンパクトさを求める場合は薄手モデルを選びましょう。
選び方のポイント
チェック項目 | 理由 |
---|---|
素材(フリース・ウール等) | 保温性に直結。肌触りも重要 |
フィット感 | 風の侵入を防ぎ、ズレにくくなる |
ストレッチ性・速乾性 | 動きやすさ・快適さを保つ |
首元からの冷えを防ぐネックウォーマーは、寒さ対策の基本アイテム。防寒力と使いやすさのバランスで選べば、より快適な滑走が楽しめます。
バラクラバ(目出し帽)

バラクラバは、頭から首、顔全体を覆う防寒アイテムで、目の周り以外をしっかりカバーします。
極寒や強風、吹雪の中でも顔をしっかり守れるため、過酷な天候時の滑走には心強い存在です。
■ 主なメリット
- 顔・首・頭を一体で防寒できる
冷たい風や雪の侵入を防ぎ、保温力が非常に高い。 - 日焼け防止にも有効
雪面の反射光による紫外線対策としても活躍。 - 状況に応じて調整しやすい
暑いときは顎までずらすなど温度調整が可能。
注意点
- 通気性の低さで息苦しさを感じることも
長時間着用や湿度の高い日は蒸れや結露に注意。 - 視界・会話にやや影響あり
フィット感が強すぎると動きや視野を妨げることも。 - ヘルメットとの相性に注意
厚手のものはヘルメットの下に入れづらい場合があります。
選び方のポイント
チェック項目 | 理由 |
---|---|
通気性・速乾性 | 蒸れ・息苦しさの軽減に重要 |
素材の厚み | 保温性とフィット感のバランスを調整 |
ヘルメット対応サイズ | 着用感や安全性を損なわないために重要 |
フェイスマスク

フェイスマスクは、鼻・口・頬など顔の下半分を覆う防寒アイテムです。
ヘルメットと組み合わせやすく、軽量で手軽に着けられるのが特徴。
風や雪の直撃から顔を守りつつ、呼吸しやすい設計のものもあり、口や鼻の周りのみ通気口があるタイプもあります。
主なメリット
- 口元・鼻をピンポイントで防寒できる
特に冷えやすい部分を集中的にカバー。 - 通気性・軽さに優れ、息苦しくない
長時間の滑走でも疲れにくい。 - 着脱が簡単で使い勝手がよい
耳掛けや立体成型タイプならズレにくく、フィット感も◎。
注意点
- 単体では防寒力がやや控えめ
薄手のため、風が強い日や寒冷地では他アイテムとの併用が効果的。 - ズレやすい素材・形状もある
滑走中にずれないか、事前の試着がおすすめ。
選び方のポイント
チェック項目 | 理由 |
---|---|
立体成型 or 耳掛けタイプ | ズレにくく、顔にしっかりフィット |
通気性のある素材 | 息がこもらず、呼吸しやすい |
UVカット・抗菌機能 | 紫外線や衛生面の対策にも役立つ |
軽くて呼吸しやすいフェイスマスクは、日常使いから本格的な滑走まで幅広く対応可能。単体では風に弱いため、ネックチューブやウォーマーと組み合わせて使うと、防寒力が一段とアップします。
バンダナ
バンダナは、正方形または三角形に折って使う布製の多用途アイテムで、スキーシーンでは口元や首元を軽く覆う防寒・防風アクセサリーとして活用されます。デザイン性も高く、カジュアルなスタイルを好むスキーヤーに人気があります。
主なメリット
- 巻き方次第で自由なアレンジが可能
フェイスカバー・ネックガード・ヘアバンドなど、好みに合わせて活用できます。 - 通気性が高く、軽量で快適
息苦しさが少なく、暑さを感じるときも調整しやすい。 - デザインが豊富でコーディネートのアクセントに
柄やカラーが多く、おしゃれの一部として楽しめます。
注意点
- 防寒性は低め
薄手の綿やポリエステル素材が多いため、厳冬期には物足りないことも。 - ズレやすく風に弱い
激しい滑走時は位置がずれる場合があるため、しっかり固定する工夫が必要です。
選び方のポイント
チェック項目 | 理由 |
---|---|
素材の通気性・速乾性 | 蒸れにくく、汗冷えを防ぐために重要 |
サイズ感 | 顔や首にしっかり巻ける大きさが必要 |
デザイン性 | ウェアやゴーグルとの相性を考慮できる |
バンダナは軽さ・手軽さ・デザイン性を重視する人におすすめのアイテムです。防寒力を求めるなら、ネックウォーマーなどとの併用や、裏起毛素材のバンダナタイプを選ぶとより快適になります。コーデの幅を広げるアクセントアイテムとしても活躍します。
防寒アイテムの選び方のポイント
![]() ネックチューブ | ![]() ネックウォーマー | ![]() バラクラバ | ![]() フェイスマスク | ![]() バンダナ | |
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形状 | 筒状 | 厚手の筒状 | 頭〜顔を覆う | 筒状or止める | 正方形 |
使い方 | 頭から被る | 首全体を覆う | 頭全体で被る | 被るor後頭部で止める | 巻く |
防寒性 | やや低め | 高い | 非常に高い | 普通 | 低め |
通気性・快適さ | ・高い ・呼吸しやすい | ・良好 ・厚みあり | ・蒸れやすい ・呼吸口あり | ・普通 ・軽く息しやすい | ・高い ・軽量 |
メリット | ・多用途 ・ずれにくい | ・保温性高い ・脱着が簡単 | ・顔全体を守れる | ・冷気を遮断 | ・デザイン豊富 ・手軽 |
デメリット | 風に弱い | かさ張りやすい | ゴーグルが 曇りやすい | 蒸れ・視界干渉 | 防寒力に欠ける ズレやすい |
人気のフェイスマスクランキング(当サイト調べ)

SnowHubのYouTubeチャンネルでアンケートをとったところ、2024年6月末時点でバラクラバが一番人気でした。

ネックチューブが圧倒的に人気があると思っていましたが、意外な結果でしたね。
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スキー用の顔まわりの防寒具では、ネックチューブかバラクラバだけでシェア80%となりますので、購入検討するのであればこの2択で問題ないかと思います。
中にはネックチューブの上からバラクラバを被るという意見も寄せられました。最新のYouTubeアンケートはこちらをご覧ください。