え?スキーにおいて「谷回り」が不要なのか?もう谷回りを長く作るどころか完全に不要なのか?

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スキーのターン技術において、「谷回り」は本当に不要なのでしょうか?

「谷回り 不要」というキーワードがほんのわずかに囁かれたことがありました。

ほんのわずかですよ、何度も言うがほんのわずか誰が言い出したかわからんくらいです。

ただ、耳にすることはありました。そのレベルです。

今回は谷回り必要でしょと言うポジションで谷回りが不要と言っている人は実は〇〇だから谷回りが消えてるように見えるだけなんだよ!という内容です。 むしろ見えなくなるくらい、谷回りを頑張っているからこそ谷回りが重要なのです。

この記事では「谷回り不要論」に対する考察と、実際の滑りへの影響を解説します。

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目次

谷回りと山回りとは?ターンの基礎から理解する

「谷回り」とは、スキーターンの初期段階です。

ニュートラルポジションからスキーが斜面に対して平らになる局面を指します。そこから少し進むと、ターンが徐々に山側へ進み、最も膨らむ「ターンマックス」に至ります。その後、スキーが山側に向かう「山回り」へと進みます。

近年、一部のSNS投稿では、「谷回りが不要ではないか?」と提起されています。しかし、この考え方には慎重に考慮すべき点があります。アンケート結果では、谷回りの必要性を感じるスキーヤーが6割で、議論に参加していない層も多く、すべてのスキーヤーに当てはまるものではありません。

アンケート結果は下記でご確認ください。


谷回りを短くするテクニックとその利点

谷回りを短くし、素早く山回りに移行する技術は可能です。競技スキーでは、速度と安定性を優先するため、ターンを素早く切り上げるテクニックが重視されています。

一方で、谷回りを長く取ることには落下する力を使えるメリットはありますが急斜面悪条件ですとミスを犯すリスクが伴います。

逆に緩斜面では谷回りの過剰なプレッシャーでスキーが回り過ぎると、滑走速度を失うリスクもあります。

急斜面や高速滑走を目指す際には、谷回りを適切に作り、結果的に短くなることが理想です。


初心者とエキスパートでの谷回りの重要性

初心者にとっては、谷回りよりも山回りの習得が優先されるべきです。谷回りでのコントロールが難しく、リスクが高いため、まずはプルークファーレンなどを通じて山回りの基本を学ぶことが重要です。一方、エキスパートスキーヤーは、谷回りからしっかりと操作し、ターンをスムーズに展開する必要があります。

エキスパートにとって谷回りは重要で、適切にコントロールすることで次の山回りでのスピードにつなげられます。


まとめ:谷回りの役割を理解し、自分に合った滑りを目指そう

結論として、谷回りは不要ではありませんが、技術や滑走スタイルに応じてその長さや操作方法が異なります。現代のスキー技術では、谷回りを短くする流れが一般的ですが、その技術を身につけるには十分な練習と理解が必要です。自分のスキルに合わせて谷回りのコントロールを工夫し、滑りに応じた適切なターンを目指しましょう。

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この記事を書いた人

snowhub_officialのアバター snowhub_official スノーハブ代表

オンラインショップのSnowHub(スノーハブ)をはじめ、オウンドメディアサイトも手がける。多くのスキーヤーに情報と商品をお届けします。

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